技術部開発一課
2023年04月入社
工学部機械工学科卒

もともとモノづくり全般に興味があったので、就職活動を始めた当初は現場でモノに触れる加工などの仕事に携わりたいと考えていました。しかし、就職活動を進めていくうちに、現場での作業は向いていないのではと感じ方向転換しました。ただ、モノづくりには関わりたいと思っていたので、設計開発という切り口で企業選びを行いました。
「開発から製造と最後まで見届けることができる環境」という点に魅力を感じ、当社を志望しました。大田区はモノづくりの町という印象が深く、その中で当社は６０年も続いているメーカーということで、自分のやりたいことが叶うのではと思い入社しました。

モーターや減速機の設計や特注案件のドアの動き方の設計を担当しています。自動ドア業界ではモーターと減速機を組み合わせてエンジンと呼びます。エンジンの設計を担当しているので、モーターの選定や測定なども行います。最近では、特注案件ですが、ＡＴＭ用のドアの設計を行いました。ＡＴＭの中に人が入ったら、外からはドアが開かないようにするような動きをさせないといけなく、そのプログラム作りには苦労しました。
大学では機械系の学科でしたが、今は電気系の業務を担当しています。先輩たちが丁寧に教えてくれますが、学生時代以上に勉強が必要だなと感じています。

先輩はすべての質問に対して、的確に丁寧に回答してくれます。回答も、答えを教えるのではなく、その方向性や考え方だったり、時には一緒に考えたり指導してくれます。
同期と仕事の話しをするとお互い成長を感じます。切磋琢磨できる仲間がいる環境っていいですね。
人数が多い会社ではないので、部門を越えていろいろな人と関わることができ、入社一年目ながら風通しのいい職場ってこういうことなのかと思っています。

今の業務は電気系で、ほぼゼロからのスタートでしたが、一つひとつできるようになってきているなと実感しています。自分の成長を感じられるのは面白いです。
将来は、いろいろな場所で使われる自動ドアをイメージして、自分が一から設計した自動ドアを世の中に送り出したいです。

風通しが良いので、他部門や立場が上の人とも話しやすかったりします。残業もそれほど多くないので、ワークライフバランスも良いと感じています。
千蔵工業あるあるかもしれませんが、街中で会社のロゴの自動ドアを見ると「おー！」と思いますね。自社製品を街中で見かけるとモチベーションに繋がります。